日本に指輪が入ってきたのは？

日本に指輪が入ってきたのは、明治になってからのことです。ただ学者によっては、縄文時代から既に存在していたのではと示している人もいます。加工そのものは難しいものの、木や木の実を使って指輪を使っていたのではと考えられています。また弥生時代〜古墳時代には、海外から指輪が流れてきたとも言われています。
事実を知るにはタイムマシンを使うしか無いでしょう。ただ今のようにアクセサリーとしての指輪が広がったのは、間違いなく明治になってからです。

指輪が入っても庶民には手が届かないアイテム

明治に入って指輪が入ってきても、庶民には手が届かないアイテムでした。庶民にも手が届くようになったのは、戦後です。とはいえ戦後直後でも、まだまだ手が届かないアイテムです。指輪を身につけるどころか、明日食べるご飯の確保も難しい状況下でした。
そんな中で登場したのが、スタージュエリーです。当時は決して簡単ではなかったものの、ジュエリーに関しては並々ならぬ思いがあったのでしょう。精巧に作られたアクセサリーは、日本に進駐していたアメリカ軍もべた褒めだったそうです。

ムーブメントを巻き起こしたスタージュエリー

戦後すぐにジュエリーに目をつけたのは、創業者には先見の明があったのでしょう。戦後からしばらく経っても、海外に向かうのはかなり難しい状況にありました。それでもジュエリーの世界を極めるため、海外に飛びます。海外で出会ったのは、ジュエリーをオシャレに身につける人達です。
当時の日本に、ジュエリーをオシャレに身につけるという感覚はありません。ファッションジュエリーを日本に広めるため、スタージュエリーは数々のムーブメントを引き起こしたのです。

スタージュエリーのお値段

スタージュエリーは、海外ブランドと比べると値段は安いです。ダイヤモンドつきの高純度プラチナ指輪でも、15万円以内で購入可能。もっと安く手にするのなら、中古を利用するのも手です。
ダイヤモンドのジュエリーならば、3万円以下で購入可能。どこの中古店で購入するかによって大きく値段が変わるので、あくまでも参考程度として捉えて下さい。